とある日、実家の父からラインが入ってきました。
「お疲れさま。明後日、館山に行こうかな?毎日毎日 家でじっとしているから気分転換もあるし、◯◯ホテルに泊まって翌日帰ります」
えぇぇ〜!? いきなり来るって…(汗)
聞くともうホテルに予約してしまったとの事。
せめて私の仕事の状況を聞いてから〜と思っても時すでに遅し。
まったくもぉ〜。一緒に泊まりたかったのに。
そんな気ままな両親が館山に来てくれたのは3年ぶりかな?
あと何回 お店に来てもらえるかと思うと、もぉ〜とか言っている場合じゃなく、今できる親孝行をしなくちゃ!と思い直す。
当日 気持ちを切り替えて待っていると、3時間かけて県北から車で来てくれました。
沢山の鉄砲漬け(流山の名産らしい)と、なぜかいつもトイレットペーパーを持ってきてくれる母。
聞くとオイルショックのトラウマだとか。
実家にはドラッグストアができるのではないかと思うくらいにトイレットペーパーが山のように積まれています。
ニコニコしながら手渡され、その日は少し話してホテルでのんびりしたようです。
ホテルはやはり、コロナの影響で食事は分散、マスクと手袋をしながらバイキング。
食事中もみんな大人しく、わかっていてもさすがに「変な感じだったよ」と漏らしてきました。
次の日に少しの合間を見て、母のお顔剃りエステ、父のカットをしました。
滅多に褒めない父の嬉しそうな顔。
何をしてもめいいっぱい喜んでくれる母。
忘れないようにしなくちゃ!
ふと『写真!』と思い立ち、お店の暖簾の前でパチリ。
あら?横になってしまいましたが、お掃除大好きな父です。
この日もいそいそとお店をお掃除してくれていました。
そして、身長 体重 足の大きさ 性格も顔も瓜二つの母です。
自分で見ても最近 似過ぎていて妙に面白い感じです(笑)
こんなにそっくりなのに「お前は手賀沼から拾ってきた(我孫子市が出生地)」とか言っちゃって。
後期高齢者となる両親ですが、ケンカしながらも仲良く遊びに来てくれた事に感謝しながら見送りました。
お父さんお母さん。ヒマだからと言いつつ、本当は心配してきてくれた事 ちゃんとわかっているよ。ありがとうね。
今まで勝手な事ばかりして心配かけてきたけれど、館山で独立して 温かいお客様と優しい友達と心強い仲間に恵まれて、毎日楽しく過ごしている事が唯一の親孝行かな。
親元ではなく 館山に骨を埋める事を相談せずに決めてしまったけど、私は自分を信じてココで頑張るから見守っていてね。
さ、今年もあと4ヶ月!
台風が来ない事を心から願いながら、気合入れ直して 楽しみながらしっかり頑張るぞーーー!